
最初の段階の打合せでよくある質問があります。
それは、乾太くんはつけた方がいいですか?
という質問です。
乾太くんとはガス会社が出しているガスを使った、衣類乾燥機の事ですね。
ガスを使った衣類乾燥機は、電気と違って火で80度程度の温風を生み出し乾燥させる仕組みです。
電気式衣類乾燥機と違いタオルがふわふわに乾燥して、乾燥時間も早いというのが特徴です。
乾太くんを採用するかしないかは正直生活スタイルによるところが大きなと多くの家を設計した身からすると感じます。
どんな生活スタイルだと採用した方がいいのか?採用しない場合の代替え案は?
今回はそこまで紹介したいと思っています。
是非最後までご覧ください。
そもそも鹿児島で衣類乾燥機は必要なの?
まずはそもそもの話です。
鹿児島県は温暖で温かい気候です。
洗濯物は外の物干しに掛けて乾かすのが一般的でしょう。
そういう方法があるのに、鹿児島にも衣類乾燥機は必要なのか?という話です。
これに関しては、答えは明確です。
ガス式でも、電気式でも衣類乾燥機は必須設備にしても良いです!
鹿児島県民ならみんな予想はつくと思いますが、やはり火山灰がネックですもんね。
火山灰に影響されることなく、衣類を乾かすことができるのは非常に大きいメリットです。
火山灰は四季ごとに鹿児島県に満遍なく降り注いでしまい、噴火量と高さによっては、薩摩川内市や遠くは内之浦まで降灰することだってあります。
向きは分かっても、どれくらいの量がどれくらいの距離に飛来するか分からない為、付けてていい設備だと思います。
乾太くんの設置に向いている生活スタイルとは?
ここからは、乾太くんを設置した方がいい人について紹介していきたいと思います。
乾太くんを設置した方がいい人は次の通り。
1. 洗濯物をまとめて、洗濯をする家庭
2. 家の給湯又はコンロにガスを使っている家庭
この2種類になります。
1.洗濯物をまとめて、洗濯をする家庭
これは、平日はあまり洗濯をしないで、休日にまとめて洗濯しちゃおうというご家庭には乾太くんはおススメしています。
理由は一つです。
洗濯と感想を別々にすることができるからです。
電気衣類乾燥機と言えば、ドラム式洗濯機の乾燥機能が筆頭ですが、ドラム式洗濯機の場合は洗濯してから乾燥までで4時間などザラにあります。
溜めていた洗濯物を休日で終わらせようと思うとさすがに1回の洗濯じゃ足りませんよね?
そうなると2回、3回と洗濯物を回す必要が出てくるのですが、ドラム式洗濯機だと4時間程度待たないといけなくなります。
そこで乾太くんの出番です。
洗濯物は洗濯機で、終わったら乾太くんに入れて、空いた洗濯機でもう一周というサイクルが成り立つわけです。
なんなら、洗濯機もドラム式洗濯機にしてしまえば、2台乾燥体制も作れちゃいます。
なんにせよ、複数回洗濯物を回す必要がある人は乾燥機が別で合った方が無難です。
しかし「これなら、電気式の衣類乾燥機を別に買うのも同じじゃない?」と感じる方もいるでしょう。
ここで、覚えていて欲しいのが感想時間です。
電気式衣類乾燥機と乾太くんのようなガス式だと圧倒的にガス式の方が乾燥する速さが早いというところにあります。
どうしても洗濯と乾燥だと洗濯の洗い終わるスピードの方が速いです。
そのタイムラグを少しでも短くする目的で、乾燥の早い衣類乾燥機をおススメしています。
2.家の給湯又はコンロにガスを使っている場合
1.洗濯物をまとめて、洗濯をする家庭
にあてはまらないご家庭で次に乾太くんを採用しても良いと思うのは、給湯器やコンロにガスを使っている家庭です。
特に鹿児島県ですが、オール電化で家づくりをしている会社が圧倒的に多いのが現状です。
もし、給湯器もコンロも電気のオール電化で乾太くんを採用した場合、乾太くんの為だけにガスの契約が必要になり、日々の光熱費を直撃します。
ガスも基本料だけで数百円。そこから日々のガス使用量が上乗せされてくるわけですから、せっかくオール電化にして夜間電力も使えるようになっているのに非常にもったいないです。
ですが裏を返せば乾太くんのみならず、給湯やコンロでガスを使いたい場合は、生活に必須の給湯の為にガス契約をしているのでそこまで大きな負担になりません。
合わせて覚えていて欲しいことがあります。
それは、プロパンガス契約です。
プロパンガスは比較的に価格設定が自由な業態にあります。
同じ地域にプロパンガスの会社が数社あればその会社ごとにプロパンガスの料金は大きく違ってくるケースがほとんどです。
オール電化に乾太くんだけガスとなると工事にお金のかかる都市ガスよりもプロパンガスで契約する人がほとんどです。
最初から家にガス設備を導入する予定の家とオール電化で部分的にガスを組み込む家とではそもそもこのスタートラインが違うことに注意をしてください。
それでも「給湯器はエコキュートでコンロもIHがいいんだよね」という方もいらっしゃると思います。
そういう方には素直に電気式衣類乾燥機をおススメします。
メリットは何より夜間電力を使用して洗濯から乾燥まですることができるからです。
夜間電力を使うことで、光熱費をグッと抑えることができます。
電気式衣類乾燥機と言えばドラム式洗濯機ですが、基本的にはこれ一台あれば十分だと思います。
しかし家族が多かったり、子供が小さくて洗濯物が多くなりがちな人には別で販売されている電気式衣類乾燥機の衣類乾燥機を導入してもいいと思います。
電気式ならガス式と違ってコンセントさえあればその日から使えてしまうので、生活スタイルの変化に合わせて導入したり、不要になったら気軽に破棄できるのもいい点ではあります。
衣類乾燥機を選ぶときに絶対にやってはいけないこと
衣類乾燥機を選ぶときに絶対にやってはいけないことがあります。
それは、流行で採用することです。
流行で採用した結果、自分たちの生活に合わなかった。
思ったよりも光熱費が高くなってしまい苦しい、使わなくなったなどということが起きてしまいます。
乾太くんを一度つけてしまえば、いらなくなっても簡単に取り外すこともできませんし、外すと家に大きな穴が開いてしまいます。
ガス契約も契約の方法によっては、簡単に解約できない可能性もあることを忘れちゃいけません。
「なんかSNSで流行ってるし、洗濯楽になるなら良さげだし付けちゃおう」
は後で、大きな後悔に繋がる可能性があるので気をつけましょう。
最後に
乾太くんは合う人には神設備ですが、合わない人からすると悪魔の設備になってしまいます。
本当の神設備ならなぜ「乾太くんはつけた方がいいですか?」という質問が生まれるのでしょうか?
それは、合う人と合わない人がいて、両方の意見が出回っているからです。
設備自体は悪い物ではありません。
結局のところ設備の良し悪しは使う人によるところが多いんです。
自分たちにはどんな家が合っているのか?この内容で家を建てても大丈夫なのか?
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