変形地が実は家づくりには有利になるかもって話。

四角で家が作りやすそうな土地はすぐに決まってしまったり、値段が高かったりとなかなか手が出せなかったりと土地探しに苦労する人は多いのではないでしょうか?
手頃な土地だ!と思ってもよく見ると旗竿地だったり、三角形な土地だったりと変形地な事は非常に多いです。

変形地を買おうものなら軒並みハウスメーカーや工務店は設計が出来なかったり、そもそも契約をお断りされることだったあり得ます。

そんな安いけど家が設計しづらくて嫌煙される変形地ですが、設計事務所に依頼することでデメリットが一気にメリットに変わってしまうのです。

今回はそんな変形地で設計事務所と家を作るメリットを紹介していきます。

変形地が嫌がられる訳

そもそもなぜ変形地は嫌われるのでしょう。
理由はたった一つです。
それは【設計がしづらいから】です。

特に家の仕様が決まっているハウスメーカーや工務店は家の設計する上での作り方や構造のルールが決まっており変形地だと対応しづらかい部分があるからです。

変形地で会社規定で作れるかどうか、特殊形状のオプションてんこ盛りのオプション価格で契約してくれないかもしれないから標準内で作れる土地に案内するために自然とこのような風潮になっていったのだと考えられます。

変形地は建築大好きの設計事務所には大好物です

そんな変形地ですが建築大好きな設計事務所にとっては大好物です。
土地や法律絡みなど条件が悪ければ燃えます(笑)

変形地はその設計の難易度から嫌煙されますが、きちんと土地の特性を理解して条件さえクリアしてしまえばそこはただの格安の優良物件になってしまいます。

その為にはルールに縛られた家づくりではなく、常識にとらわれない発想と設計力が物を言います。
それをいかんなく発揮できるのは設計事務所という場所になります。

また、難しいところだからこそ設計事務所にとって今まで設計してきた知識と技量をいかんなき発揮して設計力を試す機会にもなります。
依頼者からしても変形地での特別な家づくりになりますのでオリジナリティあふれる唯一無二の家づくりができます。

最近のテレビでも建築士のアイディアで土地の問題を突破!なんてバラエティーも流行っておりこのバラエティーを見たことある人なら変形地の条件さえクリア出来たら素晴らしい家ができることは分かりやすいと思います。

変形地のメリット

変形地は四角い土地とは違った良さがいくつもあるのでご紹介します。

価格が安い

なんといってもこれが一番大きいですよね。
他の近隣の土地と比べて圧倒的に土地代が安くすることができます。
土地代を安く抑えることでその分建物に多くの予算を使う事ができ、予算を多く使えるということはその分満足度の高い家が作りやすくなるという事です。

オリジナリティある家ができる

これは先ほども少し触れましたが設計が難しい変形地には変形地に合わせた設計が必須になってきます。
そうするとおのずと四角い土地で建てる家にはないオリジナルなデザインが出来上がるのです。
普通の家が欲しいという人には向かないかもしれないですが、唯一無二な家が欲しいという方にはもってこいです。

変形地のデメリット

なんどか上がってますがもちろんいいことづくめではないのでそちらもいくつか紹介します。

設計が難しい

これは何度も触れている通り設計が難しいという事です。
設計力が不足していると変形地の難しい条件をクリアすることなく例え家が建ったとしてもそは住んだ時にすべてデメリットとして跳ね返ってきます。
きちんと設計できる建築士かどうか見極めることがとても大切です。

建物の金額が高くなる可能性がある

設計事務所で設計される分にはあまり関係ないのですが、建物の仕様や規格が決まっている家の場合は家づくりを請け負ってくれたとしても建物形状が特殊になり会社によってはオプション価格が乗っかり普通の家づくりより高くなることがあります。

最後に

実際どのような形の土地でも工夫次第でいい家を作る事は可能です。
デメリットがあるから普通の整形地より格安になっていますが、実際はキチンとした建築士に依頼をしたらもはや優良物件になります。

今回のブログを読んで、どんな土地でも家を建てることができる!と感じる人が増えてくれたらいいなと思います。

すでに間取り作成まで進んでて躓いてしまっている方はぜひ間取りのセカンドオピニオンの活用することをおススメします。
有村建築設計工房でも鹿児島県、宮崎県の方々の新築住宅の設計はもちろんハウスメーカーの打合せ同行や間取りのセカンドオピニオンをさせて頂いております。

他にも土地の活用に困ったり、実家の扱いに困ったなど現在進行中でお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

もちろん新築のご相談をお待ちしております!

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