
多くの方は設計事務所と聞くと建築家のお偉い先生がとてもオシャレで素敵な家をデザインしてくれて高いんでしょう?と敷居が高いと感じていませんか?
そもそも設計事務所を開設した僕自身もそのように思っていた時期がありました(笑)
やはり、テレビで特集されたり世界で賞を取る建築家の先生方はそのような場合が多いです。
しかし、一方で町に根付いた設計事務所はそのようなことはなく、依頼者の要望とコストを考えた家の設計をしていることがほとんどでです。
しかも、最終的な金額はハウスメーカーとほとんど変わらずそれ以上のクオリティの家を建てれることができるんです。
今回はそんな設計事務所に相談したらどうなうのかをご紹介したいと思います!
どんな時に相談したいと思うのか?
そもそもの話ですがなぜ、あなたは家づくりの事を相談したいと思ったのでしょうか?
家づくりの始め方が分からない。
親のから土地を生前贈与されたけどこの土地に家を建てていいの?
家を建てるのにどれくらいのお金がかかるか分からない。
自分に合う家ってなに?
などなどたくさんの悩みや疑問に直面して不安になった時に相談したいと感じると思います。
なぜ、不安に感じるのか。。。
それはあなたが【家づくりを失敗したくない】からです。
そもそも何千万円とかかる家づくりで失敗したいと思う人がいるはずがありません。
それでも多くの人は失敗したと感じています。
なんと言っても【家づくりは三回建てないと成功しない】なんて言われるくらいです。
ある調査報告では全体の8割は失敗したと感じているのです。
それもそのはず、日本の家づくりのスタンダードな方法はお客様ファーストではなく施工会社ファーストになっていて失敗しやすい構造になっているからです。
設計事務所への相談は失敗しやすい家づくりの脱却点
先ほどもお伝えしましたが日本の家づくりのスタンダードな方法は施工会社ファーストで失敗しやすい構造になっています。
施工会社ファーストとは何かというと
・打合せの簡素化・・・(なるべく打合せを早く終わらせて着工を早めて資金回収をはやくしたい)
・使える材料の制限・・・(同じ材料を使う事で大量発注のコストダウンと材料知識が無くても作れるようにしたい)
・間取りプランの簡素化・・・(過去のプランを使いまわしや間取りにルールを定めて誰でも作れるようにする)
などなど施工会社の都合で家のつくり方が縛られてしまっているのです。
このような失敗しやすい方法から脱却するためにも設計事務所への相談は有効なんです。
なぜ設計事務所への相談が脱却点になるのか
失敗しない家づくりに設計事務所がなぜ有効になるのかというと
設計事務所は日本の家づくりのスタンダードな方法ではない唯一の家づくりができる会社だからです。
設計事務所と言ってもハウスメーカーと工務店に入っている設計事務所ではなくあくまでも設計事務所単独で経営されているところに限ります。
では、その理由をいくつかご紹介します。
理由1. 施工会社の都合と関係が無いから
これが一番大きな理由ですが、設計事務所で家づくりをすると施工会社の都合から完全に開放されます。
先にも少し触れましたが施工会社の都合で打合せの回数が決まっていたり、材料が標準仕様と言う名前で制限されていたり、いつまでに着工しないといけないという時間的制約にも縛られることはありません。
設計事務所とは依頼者の今のご要望と将来のニーズを見据えてその人の生活していく空間を作り上げていくのが仕事です。
有村建築設計工房でこれを「憩いの場」と呼んでいますがそのために叶えられることがあれば何でもデザインするのが設計事務所の役割です。
全ての家づくりの流れは家を建てたい依頼者中心に進んでいくことができるのです。
理由2. 直接専門家に相談できるから
次に直接専門家に相談できることが大きいです。
家づくりの専門家とは家を売る専門家ではなく、家を作る専門家のことを言います。
YouTubeで「住宅展示場」と検索をすると多くが住宅展示場にはいかない方がいいという内容の動画があげられています。
それはなぜかというと住宅展示場にいる人はみな家を作る専門家ではなくて家を売る専門家だからです。
これも日本の家づくりのスタンダードな方法の一種です。
家づくりの相談をしたいとおもって真っ先に思い浮かべるのが住宅展示場だという方はとても多いと思いますがそれが一番のワナです。
ここで相談をしてしまうと営業さんが相談に乗ってはくれるのですが、家を作るプロではないのにそのまま家づくりが進んでしまい専門家に合えるのは工事用の図面を作る直前で修正ができないなんてこともザラにあります。
そうなるともう取り返しがつきません。
だからこそ一番最初から確実に専門家に合える設計事務所なら確実なわけです。
理由3. 無理な営業が無い
住宅会社などの相談先を探していていざ相談しようと思った時に一番怖いのは営業活動だと思います。
まだどうしようか迷っているのに連日電話や手紙、訪問などはただ恐怖でしかないと思います。
しかし、多くの設計事務所、特に有村建築設計工房ではそのような営業活動はおこなっておりません。一度、悩みをお聞かせいただきアドバイスやお話しをさせていただきその場で設計事務所のいいところのご紹介はしますが家に帰られてから頻繁にお電話したり、お手紙を出したりはおこないません。
あっても一週間後くらいにご様子をうかがう電話をするくらいですのでご安心ください。
なぜかというと、設計事務所での家づくりは全てゼロから作り上げていく為、建築家が一緒に伴走してくれているとしてもそれなりにエネルギーが必要になります。
その気持ちが無く設計事務所で家づくりをしてもらっても決していい家は建てることはできないからです。
営業活動に根負けしてなんとなく家をつくる会社を決めると大抵の場合失敗しますのでお気を付けください!
設計事務所に相談するとどうなるのか
設計事務所に相談頂くと日本の失敗しやすい家づくりの流れから脱却することができます。
これがまず第一に大切です。
施工会社の都合を唯一受け付けない会社が設計事務所だからです。
多くの場合設計事務所に相談する場合は無料でおこなっていますのでお気軽に問い合わせをされて話をしてみてください。
もし、話を聞いて設計事務所で家を作る事が自分たちのスタイルに合わなかったなと思ったらその場で申し上げて頂ても構いません。
少なくとも有村建築設計工房は全く問題ありません(笑)
一番は相談に来た方が最善のいい理想の家を作れることだと考えているからです!
もし、必要であったら直接ご要望に合う施工会社の専門家をご紹介することも可能ですので何も気にせずご自身の家づくりについてのお考えをぶつけてください!
設計事務所に相談するときもハウスメーカーの店舗に行くときや完成見学会に行くような感覚でラフな気持ちで来られてください。
そこはなにも変わりません。
最後に
今回は設計事務所に相談したらどうなるかを開設させてもらいました。
これで少しでも設計事務所の敷居が低くなってくれたらうれしいです(笑)
街に根付いた設計事務所は本当にフランクに相談できるそういう場所です。
まずは一度ご相談してみてください。
もちろん有村建築設計工房も街に根付いた設計事務所の一つです!
建築に関するご相談ならどのような事でも構いません。
先日近所のおじいちゃんから家の段差がきついから登りやすくしてくれと言われスロープを作らせて頂きました!
それくらい気軽で大丈夫です(笑)
お困り事がありましたらぜひ有村建築設計工房にお問い合わせください!